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(via oheru)
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読売新聞社の株主は持ち株会社の「読売新聞グループ本社」だが、そのグループ本社なる株主が誰なのか、つまり誰のものなのかは非公開。説明されていない。読売新聞社は1924年(大正13年)に警視庁の警務部長だった正力松太郎が警視庁を辞めて買収した会社だ。恐らくこの歴史を考えると正力松太郎の相続人が株主なのだと思う。長男の正力亨氏、長女の婿である元自治省事務次官の小林与三次氏、正妻以外の人との間に生まれた正力武氏は読売新聞社と読売新聞が作った日本テレビの経営にも顔を出す。

朝日新聞社の株主は直接電話で聞いたところでは、上野家と村山家に社員が株主だと広報の人が答えていたが、積極的な返答ではない。上野家と村山家などと答えるからにはそれなりに影響があるのではないかと勘ぐりたくなるが、表面的には歴史が続いている。朝日新聞は村山龍平が始め、それに上野理一が加わり両名が創始者。出資金を村山が3分の2、上野が3分の1出したとされ、以降二人が朝日新聞の社主だ。NHKの調べによれば、現在の社主は村山美知子氏と上野尚一氏だ。

毎日新聞社は日本最古の新聞だが、原敬や小松原英太郎など政治家が社長になった時代から躍進が続いた。オーナー色が薄く石油危機のときに経営が悪化し、1977年に新会社を作って再出発を図った。NHKの調べによれば株主は社員株主会と栃木の下野新聞社だ。

産経新聞社の株主はフジテレビ。フジテレビの株主はニッポン放送と文化放送。ニッポン放送の1割弱の株を鹿内宏明氏が持っている。

日経新聞は、世界一の経済新聞だが、株主は社員株主会だ。子会社が35億円の不正経理を行い主犯格3人を東京地検特捜部に刑事告発していたが、今回その3人が逮捕されて昨日の新聞に載った。日経新聞も一面を裂いて報道しているが、すっきりした報道ではない。誰が何のために誰を追及しているのかが分からない。会社が誰のものだかはっきりしていないからだ。

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新聞社は誰のものだと聞けば、新聞社の人は読者のものだと言うだろう。読者が読者に記事を書くはずがない。みんなのものと言えば聞こえはいいが、みんなのものなんていうものはこの世の中にはない。結局誰のものかはっきりしないと無責任な行動が横行し、私物化する人が出てくるのだ。

http://kishida.biz/column/2003/20031125.html